変わる中国
平成21年12月16日

 12月10日から4日間、民主党訪中団に参加して8年ぶりに北京へ行き、北京オリンピックで北京が変わったのを実感しました。

 

巨大な北京空港

 まず北京空港に驚かされます。羽田をハブ空港にしたいと前原国交相が発言しましたが、巨大な北京空港をみると日本にハブ空港を期待することは無理のような気がします。

 カウンターから搭乗ゲートまではかなり離れているとのことで電気カートに乗ることにしました。料金は20元(約300円)、空港はそのくらい広大な建物です。

 

消えるフートン

 北京の繁華街である王府井などを一歩奥に入った地域に胡同(フートン)と呼ばれるところがあります。細い路地がめぐらされている歴史的な住宅地域です。

 ところが北京オリンピックで、このフートンの多くが消えています。フートンの住宅には台所がないとか、トイ レが共同になっているとか若い人には敬遠されていたので取り払われて公園などに変わったのです。

 

北京に溢れる自動車

 街の風景で目立つのは、北京の目抜き通りから自転車の姿が消えて自動車が溢れていることです。政府は市街電車やバスの料金をタダ同然の料金にしているそうですが、自動車の便利さには勝てないようです。

 北京に自動車が溢れているのはそれだけ国民1人当たりのGDPが高く、高い経済成長をしているのですから、中国は発展途上国ではなく新興国として位置づけられています。

 

温室効果ガス削減の義務付け

 今回の訪中団のうち滝まことが属する国会議員のグループは、環境保護部の李幹傑副部長(日本の環境副大臣に相当)に対して「コペンハーゲンで開会中の気候変動の世界会議で中国は温室効果ガスの削減について先進義務を負うべきではないのか」と質問しました。

 この質問に中国は4000万人の極貧国民、7億人の農民を抱え、1人あたりのGDPは先進国の10分の1にすぎない、先進国と同じような義務を負えないというのが李副部長の意見でした。こうした考えが発展途上国や新興国に共通しているのですから、これに対応する枠組みが必要なのではないかと感じました。

 


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