CO2ガス排出ゼロのエコハウス
平成22年2月15日

 2月10日、東京晴海にあるパナソニックのエコハウスを見学しました。CO2ガスの排出をゼロにするための将来のモデルハウスです。

 

家庭内の省エネをシステムで考える

 昨年から経済対策としてエコ家電の導入に政府が支援しています。それなりに必要なことです。しかし、単品での省エネには限界があります。

 例えば、照明を蛍光灯から LEDに切り替えると30%の節電になります。日本が2020年には1990年対比で CO2ガス削減目標を提唱している数値は25%減ですから、まず照明器具で30%削減というのは目標達成の第一歩です。

 しかし、器具の選択だけで満足していてはもったいない。システムとして省エネを考えてはどうかというのが将来の究極の課題です。

 部屋の壁を明るくすれば、わずかの光で部屋全体が明るくなる。そのうえで居間での活動に合わせてテーブルの上を主として明るくする。

 しかも、日が暮れるにしたがい部屋が暗くなる部分から点灯する。こうしたシステム化により85%の節電を実現できるというのが照明の工夫。

 
 
 

5分で温まる霧状シャワー

 高齢者にとって入浴は大仕事です。ところが、背もたれ付きの椅子に座ったまま、椅子の両サイドからの霧状のシャワーを浴びれば5分で充分という浴室。これならば少々身体が不自由でも毎日楽に入浴ができますし、大幅な省エネになります。

 

太陽光発電には蓄電池も必要

 エコハウスは、当然ですが太陽光発電をエネルギーとしていますが、それだけではありません。都市ガスを使って水素発電も行うシステムを実現しようとしています。

 
 

写真・奥の左 

太陽光発電の電気を蓄える蓄電池   

写真・奥の中・右

都市ガスの水素で発電したうえ電池に蓄え、発電熱で温水を作る装置
 

エアコンにも工夫・在宅で仕事

 エアコンは床下から一年中温度の安定した空気を吸い上げる工夫をし、また、在宅で仕事をする設備を備えています。こうした省エネ住宅を一挙には実現できないまでも、経済成長の中核となりうる。モデルハウスはそういう時代を示しています。



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