消費税増税発言に対する意見
平成22年7月15日

 6月21日の菅首相の消費税増税案をまとめたいとの発言が参議院選挙の争点にされたのは、残念としか言いようがありません。

 参議院選挙に向けての民主党のマニフェストには消費税について何にも表明していないのですから、キツネにつままれた感じというのはこういうことを言うのでしょう。

 ギリシア発の財政赤字が金融不安を招いたことで、6月25日から開かれたカナダにおける主要8か国首脳会議は2013年までに財政赤字を半減させるとの申し合わせをいたしました。

 ただし、日本は例外とするとのことでしたから、菅首相の消費税発言はそのような例外的取扱いを後押しするための発言であったと理解することはできますが、いまだに真相は明らかではありません。

菅首相の発言について聞こえてきた意見を記録しておきます。

 意見その1 あるパン屋さんが言っていました。パン1個100円で売っているが昔からそうなので、5円の消費税を上乗せるとお客さんが買ってくれなくなるのを心配して消費税はもち出しで税務署に納めている。消費税が10円になると従来どおりもち出しで税を納めていては店をやっていけず、廃業しなければならない。今の時代、105円とか110円では売れない。

小売りというのは、厳しい世界であることが伝わってきます。

 意見2 少子高齢化社会になると現役世代が少なくなるから、広く薄くとのうたい文句で年寄りも税を負担するということで消費税をつくったのじゃなかったの。それなのに、年収400万円の人は消費税分を戻すというのなら、消費税を廃止したほうが話は早いんじゃないの。

これは、ごもっともな意見です。

 意見その3 消費税を10%にするかわりに食料品は税率を下げるというけれど、売上の処理が面倒になり、商売にならないよ。食料品には消費税をかけないようにするのなら別だけどね。

そんなことをしたら、消費税の増税どころか、減収になりかねません。



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