政府与党の無謀な経済対策を止めよう
第86号 (H21/4/16)

 小泉内閣の不良債権処理を中心とする経済対策についての海外の評価は「ヘッドライトのない車を運転しているようだ」というものでした。経済を良くしようとしている経済対策なのかどうか分からないというのです。このような評価が麻生内閣ではどう変わったでしょうか。「神風特攻隊だ。燃料もなしに飛び回って無駄に命を落とすようで危なくて見ていられない」という評価なのです。

 
日本・世界モデル研究所所長
宍戸駿太郎先生の経済対策
A 緊急3か年計画(兆円)
  2009 2010 2011
政府消費 5 3 1
民間設備投資 5 3 2
10 6 3
B 2009〜2020 年の中期計画
エコ住宅等増額 5.0兆円
医療費政府増額 2.5兆円
減価償却加速 10%短縮
教育・福祉(加速幅)

0.5%

社会保険給付(加速幅) 0.5%
社会資本伸び率 15%  15%  13%
A ・ B による3年間の GDP の伸び率
  1.6%  2.9%  5.2%
 

 上の表は、日本・世界モデル研究所 所長の宍戸駿太郎先生が経済不況を乗り切るために提案している経済対策と GDP への効果を試算したものです。宍戸先生の試算は3000本の方程式に基づく日本最大の経済モデルによるものです。

 これによれば、麻生内閣の90兆円もの経済対策を下回る資金で経済回復のために GDP を引き上げることが可能であることを示しています。

 麻生内閣がこれまで半年間に打ち出してきた集中豪雨型の経済対策では財源が尽きてしまい、来年・再来年と計画的な経済対策を持続できません。政府与党の選挙を意識した無謀な経済対策が国を滅ぼそうとしていることを止めなければなりません。


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