全国的に梅雨入りし、不安定な天気が続いていますが、いかがお過ごしですか。
今回のテーマー映画「森の学校」と丹波篠山のチルドレンズミュージアム
映画「森の学校」が6月15日から京都の朝日シネマで上映されますが、先日その 試写会をみせていただきました。
物語の舞台は、デカンショ節で有名な丹波篠山、現在の兵庫県篠山市です。主人公の雅雄は歯科医河合家の息子、男ばかり6人兄弟の3番目。近所のガキ大将ですが、病気がちでしょっちゅう学校を休み、そういう時は昆虫図鑑を手にして昆虫の研究に没頭します。しかし学校の成績は今ひとつ。遊びの相棒はおもに河合家の四男坊の道雄。まだ小さい五男坊の速雄も時には一緒に遊びます。雅男は昆虫採集に熱中しますが、むやみに殺したりはしない。昆虫をつぶして歩く道雄をしかったりもします。
誰にとっても懐かしいこどもの世界がいきいきと描かれており、こどもの教育について考えるならば、ぜひこの映画をみることをお勧めします。
実は、主人公の雅雄はのちに日本モンキーセンター所長をつとめたサル学の権威河合雅雄先生で、先生はこの映画に次のようなメッセージを寄せています。
「こどもの生き生きとした命を育み、命の大切さをしみこませる自然の中での楽しい遊びの世界をこの映画を通して知っていただけるとうれしいです。」
ところで去年の夏にオープンした丹波篠山チルドレンズミュージアムをご存じですか。自然の中で生き生きとした体験をしてもらおうと河合家の三男坊の河合雅雄先生と五男坊の河合速雄先生の提案によって作られたこどもたちの体験施設です。ちなみに河合速雄先生とは、今の文化庁長官の河合隼雄先生のことです。
施設の運営の中心はボランテイア。このボランテイアの協力でこどもたちは郷土の生活や文化、さらには世界各国の料理や子供文化を学ぶなど、様々な体験学習ができます。
廃校になった中学校を活用して作ったとはいえ、18億円の資金をかけており、これだけの資金をかけられたのは篠山地区の4つの町村が合併して篠山市ができたからです。
篠山市は、今話題の市町村合併の見本のような市であるといえましょう。
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