清渓川(チョンゲチョン)清流の復元
平成18年5月12日

 5月の連休に復元されたチョンゲチョンの清流を見てきました。ソウル市の中心部に復元した川の長さは5.8キロ。1930年代からの計画もあって50年前に汚濁が進んだ清渓川を暗渠にし、その上に高架道路を建設し、周辺には多数の露天商が営業をしていました。清流を取り戻したいという市民運動に応えて高架道路を撤去し、露天商も強制収用によらずに立ち退いて貰うという離れわざにより2003年から2005年までの2年足らずで復元事業を成し遂げたことに驚かされます。

 ソウルの奇跡と評価されたこの事業も、立ち退きを要求された人たちからは当然のことながら強い反対がありました。その反対の人たちに対し李明博(イ・ミョンパク)市長が自ら先頭に立って説得にあたったということです。

 復元された川筋は清流に親しめる公園です。川底には凹凸がつけられていて、ところどころで白い水しぶきが上がり、飛び石伝いに対岸に渡れます。頭上に架かっている橋が夏には絶好の日陰をつくり、水が恋しい季節には市民の憩いの場所として申し分ない配慮がされているのが印象的でした。

 韓国でも5月5日は子供の日で、今年は土曜と日曜をいれて3連休。その連休前日の5月4日も大勢の人がこのチョンゲチョンの清流に集まっていました。ソウルという国際都市の中心に5・8キロも続く公園。それを実現したソウルの市政を見習おうではありませんか。事業費360億円の全額をソウル市が負担したということに注目したいと思います。

(みずほ情報総研「躍動の都市、ソウルを行く=清渓川復元事業」を参照しました。)


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