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| 農事組合法人「一穀あすか」を訪ねて |
平成19年10月15日
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明日香村保存のための財政特別措置法が制定されたのは昭和55年のことであった。その時の明日香村の将来構想について当時の農林水産省の川村企画室長は「農業立村」に向かって旗振りをして下さった。あれから27年。明日香村はその通りになっているだろうかと言えば、残念ながら明日香村でさえ農業の危機にある。最近、明日香村を世界文化遺産に登録しようとの運動が起こりつつあるが、その前に農業を再生させなければならないようである。
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写真上左は明日香村真弓にある農事組合法人「一穀あすか」のさつまいも畑。
上右はブドウ畑。左側のように竹木で覆われていたのを農地に復元。
下は橘にあるブルーベリー畑。
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そんなことを聞いたので、平成19年10月14日、耕作放棄された農地を復活し、農業再生を目指している農事組合法人「一穀あすか」を訪問。常務理事の西田さんは、明日香村職員として永く農業関係の仕事に従事し、収入役に就任した後、現職に就いた。自分の農地は人に耕作して貰いながら「一穀あすか」の200haで農作業にあたっている。
西田さんの必死の試みを見ると、農林水産省が大規模専業農家の育成を目指しているようなことでは明日香村の農業を再生することはできないことがはっきりする。今の時点で可能性があるのは、定年を迎えた団塊の世代を「一穀あすか」に迎え入れることかもしれない。
そのためには宿泊施設を整備しながら通いで農作業ができるような集団を育てることではないかと言う西田さんの夢が叶えられればと思う。
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