フランスが救済の主役を降りる?
ギリシアの債務危機打開に主導的役割を果たしてきたのは、ドイツとフランスです。ところが、フランスの格付けがドイツと並んで最上位にあったのに、AAAからAA+に1ランク下がってしまいました。
これにより、フランスのサルコジ大統領は今年選挙ですので、相手陣営からギリシア救済についてのこれまでの対応を批判する声が強まるのではないかと心配されています。
ギリシア危機救済の主軸であったドイツとフランスのうちフランスが推進力を失えば、ドイツ単独では推進できず、EUの危機は収拾できません。
そのうえ、噂されていたイタリア、スペイン、ポルトガルも格付けが2段階も下がりましたので、EU圏内の金融機関がこれら格付けの下がった国債を売却したり、企業への貸出を制限したりして経済が収縮に向かうこと
が懸念されています。 |